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組織を自分たちの力で変えるための哲学対話
変化の激しい現代において、従来の組織経営のモデルや既存のコミュニケーションの方法では通用しないケースが増えてきました。そうした現代における組織では、部署のリーダー、経営者、そして一人一人の社員が変化の中でお互いの思いを傾聴し対話を行うことが求められていきます。
この“傾聴”の力の必要性が取り上げられて久しいですが、果たして、自他の「声」を聴く力を企業はどのようにして育成していけばよいのでしょうか。
また“傾聴”を行おうとしても、組織全体に「声」をあげられなかったり、自分の思いをうまく言葉にできずモヤモヤし続けていたりなど、組織のなかで人知れず「声」にならない思いを重ねている場合もあります。
哲学対話は、社員同士が自分たちの「声」に気づき自覚する力と、多様な視点を持つ「声」を共有することで事業の価値を多角的に理解する対話の力を鍛える一助となります。
このコンテンツではまず、「哲学するとはどうすることか」を整理し、哲学対話を通じて他人の「声」と出会うことで、次第に自身の思いの方向性や「声」に気づくことができるような場づくりについて学ぶことができます。
さらに、哲学対話を通じ、自分が実感している事業の価値や理念を問い鍛え上げていく「構想する力」や、自分と異なる「声」を持つ社員たちの背景や事情を理解する「協働する力」を鍛えることにも寄与することができます。
この学習で期待される効果・特徴
- 日々蓄積されている自他の思いに気づく「自覚の力」を育てる
- 思いを「声」にし交わし合うための「対話の力」を育てる
- 日々実感している事業の価値や理念を問いあい鍛え上げる「構想力」を育てる
- 自分と異なる「声」を持つ同僚たちや組織外の人々と「協働する力」を育てる
講師紹介
上智⼤学共同研究員 よはく代表
桐田敬介
上智⼤学共同研究員、よはく代表。専⾨は⽶国コロンビア⼤学に勤めた教育哲学者であり、多様な背景を持つ⼈々とアート・センター等での哲学教育、アート教育を実施したマキシン・グリーンに関する研究。関連して学校教育、探究的なカリキュラムデザインの教育研究と実践⽀援に取り組む。芸術、教育、哲学の場づくりを通じて公共を醸成するため、教育者向けに探究に基づく哲学対話、カリキュラムデザイン、アートワークショップのプロジェクトを実施しつつ、教育機関でのカリキュラムデザインやコンサルティングなどを⾏う。上智⼤学⼤学院総合⼈間科学研究科教育学専攻博⼠後期課程単位取得満期退学。代表論⽂に「声の多元性、複数の現実性、その衝撃——マキシン・グリーンの文芸的アプローチとアーツ・セントラリティをめぐって」(『教育学研究』第90巻4号)。
価格
哲学対話入門
5000 円/月
コンテンツ詳細
価格
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コンテンツ内容
哲学対話入門:78本
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動画コンテンツ一覧
動画コンテンツ
01
哲学対話のはじめの⼀歩
- 自己紹介・講義概要
- 本講義で学ぶ3つのこと
- 「哲学対話」をする前に知っておいてほしい大前提4つ
02
「哲学する」とはどうすること?
- 「哲学する」とは? 3つのフェーズで考える
- 「思う」とはなに? 3つの方向性とそのフェーズ
- 「声」を見つける? 3つの条件
- でも、「思う」だけ、「声」を聞くだけではうまくいかない?
- まとめ
03
「哲学する」ときに気を付けてほしい10のこと
- 「哲学する」ときに気を付けてほしい10のこと
- 本章で学ぶこと
- 「声」の実践性
- 「思い」の開放性
- 「思い」の遡行・予期性
- 「思い」の地平性
- 「思い」の内在性
- 「思い」の領域性
- 「思い」の超越性
- 「思い」の触発・浸透性
- 「思い」の沈澱・更新性
- 「思い」の潜在性
- まとめ
04
哲学対話するとはどうすること?
- 哲学対話するとはどうすること?
- 本章で学ぶこと
- 対話の異質性
- 対話の多声性
- 対話の自己性
- 対話の倫理性
- 哲学対話の多様性 -哲学対話の歴史-
- 哲学対話の多様性 -場づくりの必要性-
- 哲学対話(初級者)-初心者が陥りがちな3つの壁-
- 哲学対話(初級者)-作品から自他の「声」を探す-
- 哲学対話(中級者)-テーマを探すことの意味-
- 哲学対話(中級者)-テーマ出しをする際の心構え①-
- 哲学対話(中級者)-テーマ出しをする際の心構え②-
- 哲学対話(上級者)① -哲学者を選ぶ-
- 哲学対話(上級者)① -関連書籍を読む-
- 哲学対話(上級者)① -違和感を大切にする-
- 哲学対話(上級者)② -哲学者を研究する-
- 哲学対話(上級者)② -哲学と哲学史の関係-
- 哲学対話(上級編)③ -哲学者の生きた現実を想像する-
05
テーマ・問いで対話する
- テーマ・問いで対話する①
- テーマ・問いで対話する②
- 本章で学ぶこと①
- 本章で学ぶこと②
- 価値を哲学するよさ3つ①
- 価値を哲学するよさ3つ②
- 価値を哲学する -帰結主義(局所/全域)-
- 価値を哲学する -評価の焦点/参照点-
- 価値を哲学する -評価のレベル-
- 成長を哲学するとは?3つのメリット
- 成長を哲学する対話
- イノベーションを哲学する
- テクノロジーを哲学する
- 経済を哲学する①
- 経済を哲学する②
- 働くこと・仕事を哲学する
- アントレプレナーシップを哲学する
- 神・死者を哲学する①
- 神・死者を哲学する②
- 生きる意味を哲学する
- アートを哲学する
- 教育を哲学する①
- 教育を哲学する②
- 人材開発/人的資本経営を哲学する①
- 人材開発/人的資本経営を哲学する②
- 人材開発/人的資本経営を哲学する③
06
哲学するときに気をつけたい7つのこと(中・上級者向け)
- 本章で学ぶこと
- 概念・命題 -概念と命題の違い-
- 概念・命題 -概念の生態系をイメージする-
- 哲学書 -哲学書を読む前の心構え-
- 哲学書 -哲学書の個性-
- 哲学書 -哲学書の読み進め方-
- 思想
- 主義
- 理論
- 言説
- 言説実践としての哲学
- 参考文献の紹介
5000本超の動画ラーニングから課題に合わせて柔軟に組み合わせる
各種専門領域を網羅する豊富な動画コンテンツと企画制作力を活かし、各社の事業と組織に合った提案を柔軟に行います。運営サポートも行うことから、忙しい人材開発担当者の方も安心できるサービスです。最先端の経営知の蓄積を活かし、人と組織の成功を加速させます。コンテンツ活用に関するお悩み・課題をお持ちの際は是非お気軽にお問合せください。
企業組織がお持ちの知識やスキルのDX化/デジタルコンテンツ化を支援
AI音声や動画、ラーニングシステムを活用し、実際のDX化・動画コンテンツ化の実務を担っています。既にお持ちの大量の動画の一括編集や継続編集なども行っています。詳細はお問合せください。